生姜と言えば、薬味というイメージが強い食材で、香りや辛味に特徴があります。
他の食材の臭(くさ)みを抑えて食欲を亢進する効果や、体を芯から温める調味料として、料理に使われることも多い食材です。
その生姜の成分「シネオール」「ジンゲロール」「ショウガオール」についてご紹介します。
体を温める効果があり、風邪の予防やさまざまな健康管理に有効とされる生姜ですが、生の生姜と乾燥生姜では、効果に違いがあることをご存じですか?
一般的に、ショウガにはこんな効能があると言われています。
ショウガそのものは、中国漢方で生薬としてよく使用される成分ですが、ショウガの状態によって、その効果には違いがあります。
生のショウガを「ショウキョウ(生姜)」と呼びます。
ショウキョウ(生姜)は微温性で発散発汗作用があり、体温を一気に上げた後、発汗作用で熱を冷ますため、 が有名です。
一度蒸してから乾燥させたショウガを「カンキョウ(乾姜)」と呼びます。
カンキョウ(乾姜)は、大熱性といって温かさが持続する効果があるため、 です。
また、ショウガを生の状態からそのまま乾燥させたものを、「カンショウキョウ(乾生姜)」と呼びます。
生姜と言えば、薬味というイメージが強い食材で、香りや辛味に特徴があります。
他の食材の臭(くさ)みを抑えて食欲を亢進する効果や、体を芯から温める調味料として、料理に使われることも多い食材です。
その生姜の成分「シネオール」「ジンゲロール」「ショウガオール」についてご紹介します。
生姜の香り成分です。これは、ローリエやセージといったハーブにも含まれている成分で、肉や魚介類の臭みを抑えます。
食欲増進を目的として様々な料理に使われ、疲労回復・夏バテ解消に役立つ成分です。
健胃・解毒・消炎などの作用もあると言われています。
生姜の辛味成分です。殺菌作用が強く、昔から、お寿司屋さんに置いてある生姜を酢づけにしたガリは、生姜の殺菌作用を期待して、食中毒を予防するためにお寿司と一緒に食べるようになりました。
最近では、発ガン物質が遺伝子に及ぼす影響を抑える効果が研究されており、がん予防に大きな期待がかけられています。
生の生姜にはジンゲロールが圧倒的に多いのが特徴で、鎮痛・解熱・消炎・発汗効果によって、体温を下げようとする効果があります。
それに対し、ショウガオールは、代謝を良くし、深部から熱を作り出す働きがあるため、身体を芯から温めて持続させる効果があります。
加熱処理したり乾燥させたりすることによって、ジンゲロールはショウガオールに化学変化することが知られており、冷え性の改善やダイエットには、温めた生姜や乾燥生姜が有効です。
もっと手軽に乾燥生姜を摂りたい!という人には、サプリメントがおすすめですよ♪
→ サプリメントを選ぶなら、錠剤がいいの?ドリンクがいいの?
スポンサーリンク