乾燥生姜の作り方

生の生姜よりもポカポカパワーを多く含み、体を芯から温めてくれる乾燥生姜の作り方をご紹介します。

電子レンジを使って手軽に作れる方法が『ためしてガッテン』でも紹介されていましたが、この方法を試した視聴者から「電子レンジの中でショウガが燃え出した」という連絡が複数入ったとことで、電子レンジで乾燥生姜を作らないようWEBサイトでは注意を呼びかけています。

天日干し・日陰干しの乾燥生姜の作り方

  1. 生姜を丸ごと水洗いし、キッチンペーパーなどで水分をふき取る

    生姜はなるべく表面にツヤがあり、ふっくらとした肉厚な生姜を選びましょう。

    痛んだ部分があれば取り除いて水洗いした後、水分を拭き取ります。


  2. 皮がついたまま、1mm程度の厚みにスライスする

    皮をむいてから、というレシピもありますが、皮付近に有効成分が多いため、皮ごと使う方がおすすめです。

    乾燥させた後の使い方によっては、千切りやみじん切りにしておくと便利ですが、生姜は切り口が空気に触れるとジンゲロールという成分が時間と共に酸化して減ってしまいます。

    より高い効果を期待したい場合は、みじん切りやすりおろしにした生姜を乾燥させるのは避け、乾燥させた後で、すり鉢や粉砕機で粉末にすると良いです。

    厚みがあるほど乾燥に時間がかかります。


  3. 蒸し器にクッキングシートを敷いて、中火で30分程度蒸す

    生姜は重ならないように並べ、湯気が出始めてから約30分蒸します。

    蒸し器がない場合は、フライパンを蒸し器の代わりにすると良いです。

    この場合は、2~3cm程度のお湯をフライパンに入れ、クッキングシートを敷いた耐熱皿を入れて、その上に生姜を並べます。耐熱皿にお湯が入らないように、耐熱の小鉢などを台にして置き、その上に耐熱皿を置くと良いです。

    乾燥生姜を加熱調理に使用する予定であれば、この時点では加熱をしなくてもかまいませんが、加熱せずに食べる場合、例えばヨーグルトのトッピングにするような、デザート感覚で食べることもあるのであれば、乾燥させる前に一度加熱しておいた方が、ダイエットや冷え改善に、より効果的です。

    (参考:生の生姜と乾燥生姜の効果の違い

    また、お湯につけると成分がお湯に溶け出してしまいますので、茹でる加熱はNGです。


  4. 天日干しまたは日陰干しで、生姜をしっかり乾燥させる

    「ざる」や「乾物ネット(干しかご)」に蒸した生姜を重ならないように並べて乾燥させます。

    天候や季節によって完成までの日数や時間は変わりますが、天日干しならおおよそ1日、日陰干しなら1週間程度で乾燥生姜の出来上がりです。


    風通しを良くし、雨や夜露に晒さないことが失敗しないポイントです。


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